人間のカラダは60%が水。新生児だとなんと80%が水です。
人間のカラダは60%が水。新生児だとなんと80%が水です。
血液は90%、脳も90%は水で、網膜に至っては92%が水!これは人間に限ったことではありません。生命体のほとんどが水で出来上がっていると言っていいでしょう。
人間は、たった1%、水が不足しても喉の乾きを覚え、1日水を飲まないでいると、水分がカラダから失われてしまい、それが進行すると、いわゆる脱水症状を引き起こしてしまいます。
また、美容のためにも水は欠かせないポイントです。熱くなる季節には特に自分に合った水を上手にセレクトし、きちんと飲む習慣を身に着けることが、健康で美しく生きるための秘訣、と言えるのかもしれません。
ここが水分補給のポイント
【朝、1杯の水を飲む習慣を!】
朝、1杯の水は、胃腸を活性化し食欲を高めます。たった1杯でカラダと気持ちを目覚めさせる力があります。
【1日1リットル以上を目安に】
コップに注いだ水を、1日5回程度。それが1リットルの目安です。運動の後や大量に汗をかいた後は、天然の塩を入れて飲むと、水が電解質になり、吸収を早めてくれます。
【喉が乾く前に飲むと効果大】
喉が乾く前に水分を補給すると、さまざまな代謝によい働きがあると言われています。
【入浴後は内と外から】
お風呂上りは、カラダが水分を欲しがっています。内からは、出た汗と同じくらいの水分補給。外からは、ウォータースプレーなどで、お肌にうるおいをたっぷりと与えましょう。
ひとくちコラム:軟水と硬水って?
水は雨や雪が岩石や地下の岩盤などに浸透して、伝わって流れていく間に岩などに含まれている鉱物を溶かし込んでいます。ミネラルの比較的少ない水を軟水、多い水を硬水と呼んでいます。
日本の地下水は、地下にとどまっている期間が短く、地中のミネラル分の影響が少ないため軟水。逆にヨーロッパなどの大陸の水は、石灰石が多い上に、地下の滞留期間が長いために、硬水となります。
ヨーロッパでは硬度200~300以上という水もあるほどで、軟水になれている日本人はお腹を壊してしまうこともあります。