食べているのに、栄養不足???
これからしばしファスティング(断食)について
記載してみたいと思います。
古来より、米、野菜、魚類を中心とした食生活を
基本とした日本人の身体には、現在の肉や乳製品中の
食事は大きな負担となっているようです。
その理由は、米などの炭水化物の消化は出来ても、
肉類等の動物性タンパク質の消化は苦手な体質
だからと言われています。
余談ですが、腐るという感じは、府に肉が入って腐ると書きます。
府とうのは「はらわた」、つまり腸という意味もあるんですね。
肉が腸に入って腐る。。。実際、肉食の人のおならは臭いですよね。
不思議と漢字が真実を表しているように感じます。
話を戻し、食品添加物がたくさん入った加工品も
上手く消化が出来ないため、胃腸に多くの負担が
かかっているようです。
またまた、余談ですが、日本で許可されている
食品添加物の数は300~350種類ぐらいあるようですが、
そのうちアメリカで許可されているのは、120~130種類、
ヨーロッパにおいては30~50種類しか許可されていない
という話を聞いたことがあります。
ちょっとびっくりですよね!
再度話を戻すと、このような食事ばかりしていると、
脂肪燃焼や血行促進といった、栄養を全身に巡らせる、
代謝機能が弱まってしまいます。
その結果、老廃物や有害物が体内に蓄積された状態となり、
病気にかかりやすくなってしまうんですね。
そこで、ファスティングの出番なんですが、
ファスティングを実施することによって、
身体への負担を取り除き、不要物の排出を促し、
栄養をしっかりと吸収できる本来の健全な身体に
していくことが大切なんですね。
ちなみに、私のオススメはハーフファスティング(プチ断食)
2、3日断食するのは最初は大変なのでまずは
1日1食に減らすハーフファスティングから始めると簡単に出来ます。
ハーフファスティングの目的って何?
ハーフファスティングの目的を紹介致します。
ファスティングと言うと、中々取り掛かるのが大変と思う方もいらっしゃると思いますが、
その主な目的は、食べることをいったんストップすることで、
消化酵素の消費を抑え、免疫力や自然治癒力を高めるための
代謝酵素に最大限のパワーを振り向けるです。
ファスティング前は消化酵素50%、代謝酵素50%の使用率が、
ファスティング中は消化酵素20%、代謝酵素80%となり、
自然治癒力が高まるというわけです。
そして、その主な効果ですが、大きく2つの効果があるといわれております。
リセット効果とデトックス効果です。
■リセット効果
①内臓を休ませる
消化、吸収がもっともエネルギーを使う、
働きづめの内臓を休めることで、炎症や不具合が修復される。
② 味覚や嗅覚が鋭くなる
舌で味覚を司る細胞が修復され、脳に伝える神経伝達が円滑になり、
素材そのものの味を強く感じるようになる。集中力が増し、頭がよくなる。
③肺がきれいになる
④免疫力がアップする
消化に使われていた酵素が、代謝に使われることで免疫力が高まり、
アレルギーの緩和、病気の治癒速度を上げる。
■デトックス効果
①有害物質を排出する
有害化学物質は、脂肪に蓄えられやすい。
ファスティングで脂肪を燃やすことで、
有害物質を体外へ排出しやすくなる。
②大腸がきれいになる
ファスティングによって溜まるものが少なくなると
腸が動くたびに腸壁を刺激して肛門へと
押しやることで大腸がきれいになる。
③肝機能が改善する
有害物質を解毒する肝臓。
ファスティング中は有害物質が入ってこないので、
体内に蓄積された有害物質のデトックスに専念でき、
断食後の食改善によりさらに促進される。
④脂肪が燃える
脂肪が燃焼することで体重減少。
脂肪酸オメガ3とオメガ6の比率が改善。
以上、山田豊文先生のお話しより紹介させて頂きました。
それでは、本日も素敵な一日を~♪