日本でもいま、注目を集めているNMNという夢の成分。
NMNは、「ニコチンアミドモノヌクレオチド」という成分で、元々は身体の中で作られている物質なのですが、加齢によって徐々に体内で作られなくなっていく現実があります。
だから、人は老化する、とも言えます。
アメリカでは国家予算をかけて抗老化研究が行われている中、この物質が研究者の中で非常に注目されているほど。
NMNによる有効な働きの発見は、なんと!日本人
このNMNの研究では、サーチュイン遺伝子の活性化による身体と細胞の若返りだけでなく、心身の不調に陥りにくくする働きも認められると報告されています。
このNMNによる有効な働きの発見は、なんと!日本人でした。
ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授です。
今井教授は、NMNを用いたマウス実験で糖尿病に劇的な治療効果を上げたことを発表しこれによって一般に知られるようになりました。
その後、多くの研究者がNMNの研究を推進するようになり、今井教授自身もマウスへの長期投与実験を手がけるなど抗老化の分野で高い注目を集め、今も前進的な活躍をされています。
NMNはNADに変換。50代になれば20代の頃の半分の量に
NMNは腸から血中に吸収されるとNAD「ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド」という生体内物質:補酵素に変換されます。
NADは、脳の視床下部を刺激することからサーチュイン遺伝子の活性化やそれにともなうミトコンドリアの活性(エネルギーを作ります)、DNAの損傷を修復する働きなどが発揮され抗老化の働きに不可欠な物質です。
NADは、哀しいかな50代になれば20代の頃の半分の量になってしまいます。
80代となると20代の1/10となり枯渇していく一方です。
NADの元になるNMNは食事だけでは足りない
また、NADは直接体内に吸収できない為ブロッコリーや、アボカド、枝豆などの食事から摂取されるNMNが必要なのです。
(NMN→NAD→長寿遺伝子・サーチュイン遺伝子活性)
しかし、加齢によって減っていくNMNの必要量に間に合わせるには食生活からだけでは足りず現実的に不足してしまいます。
だからこそサプリメントとして摂取する必要性があるのです。
若返りにも期待大。60歳のマウスが20歳の筋肉力と活動量に!
今井先生の研究によると人で言うと60歳くらいのマウスがNMNを摂取することで20歳くらいの筋肉力と活動量になったと報告されています。
スゴイですよね。
また、NMNは糖尿や悪性細胞の問題も老化の影響によるものという観点から研究され認知の問題に対する予防などにも期待されています。
同時に、骨格筋を元気にするので、お顔の表情筋にも影響し、見た目の若返りにも貢献してくれるようです!