植物性ケイ素コラム
植物性シリカの製造方法と開発者について
水溶性ケイ素「からだ天国」は主に2つの技術から製造されております。
1つはもみ殻からケイ素を抽出する技術。
もう1つは抽出したケイ素を水溶性にする技術です。
※植物性シリカ濃縮液=水溶性ケイ素とお考えください。
1つ目の技術の概要は以下となっております。
もみ殻や稲わらなどを有機酸水溶液で洗浄前処理を行い、一定温度で燃焼して製造する。コア技術として有機酸によるセルロース系有機物の加水分解反応を応用。全工程が人体や環境に対して無害且つ低コストであり、原料となる非食部バイオマス(農業廃棄物)の有効活用と合わせて優れた環境性能を実現している。(2013年9月5日化学工業日報)
開発者はこの道30年の工学博士!
からだ天国は、珪素の研究に30年余り携わってきた工学博士の研究者と京大農学部、その他との共同研究により誕生しました。
もみ殻からケイ素(シリカ)が抽出されるとは、ほんと不思議ですよね。
自然の神秘、並びに、技術を確立されたすべての研究者の方々に感謝です^^
- 2023.07.14
- 17:35
植物性シリカの吸収率
非結晶性のケイ素(シリカ)は鉱物由来のケイ素に比べて粒子の大きさは60分の1以下なっております。
上記からもわかるように、植物由来のモノは非常に粒子が細かいため、カラダへの吸収率が非常に優れていると言えます。
また、ケイ素には、必須栄養素を各細胞まで届けたり、不要な物質を体外へ排出してくれる働きがあります。この働きを実現しているのが、粒子の表面にある空孔で、この空孔に栄養素、不要物が吸着して体内外に移動しております。
そして、非結晶系のケイ素は鉱物系と比較して、約100倍以上広いという特徴から栄養素・不要物の吸着性にとても優れています。
ちなみに、もう少し上記を噛み砕くと、まず非結晶ケイ素は多孔質です。
多孔質というのは物質工学における細孔(さいこう)という微細な空孔(つまり空洞)が無数にあるもので、空洞の大きさによって呼び名や吸収率が変わります。そして、非結晶シリカは一番細かい空洞である、マイクロ孔を有しているといわれています。
以上植物性ケイ素(シリカ)の特徴をまとめると、下記のようになります。
・身体へのケイ素の吸収率が高い理由 : 粒子の大きさが鉱物系と比較して小さいから。
・身体への栄養素の吸収率が高い理由 : 多孔質で、表面積が鉱物系と比較して大きいから。
最後に、2009年1月7日(水曜日)日刊工業新聞の抜粋記事をご参照下さい。
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「シリカ粒子は粒径3~5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)で、数百ナノメートル(ナノは10億分の1)の微細孔がある。このため粒子の表面積は1グラム当たり220平方ミリメートル。同じ粒径の通常のシリカの10倍以上になる。」
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- 2023.07.14
- 17:34
植物性シリカの安全性について
ケイ素(シリカ)には鉱物由来(結晶系)のモノと植物由来(非結晶性)の2種類の形態があります。
もみ殻から抽出した植物性の非結晶性ケイ素(シリカ)は、鉱物由来の結晶系珪素と比較して安心・安全で、世界保健機関(WHO)でも認められています。
以下、2013年9月5日(木曜日)化学工業日報より抜粋。
ちなみに、わかりやすいように()にて補足説明しております。
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製品は非晶質(非結晶性)のため鉱物系原料を主とする検証性シリカに比べて安全性が高い。
世界保健機関(WHO)の付属機関である国際がん研究機構IRACでは、
アモルファスシリカ(非結晶系ケイ素)を人体に対して発がん性を作用させる物質には属さないグループに分類する一方、
結晶性シリカは発がん性を作用させるグループに属しており、
製造工程など作業環境の安全性向上といった面でも採用メリットが期待できる。
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このように、植物由来のケイ素(シリカ)は鉱物系と比較して安全と言えるようです。
- 2023.07.14
- 17:34
なぜ人に必須のミネラルなのか?
ケイ素の最も大切な働きは、コラーゲンと細胞の結合を強固にすることです。
コラーゲンは、皮膚や骨、欠陥、歯、軟骨、内臓、筋肉などあらゆる組織のの元となる成分ですが、コラーゲンと細胞がしっかりと結合していなければ、それぞれの組織はその機能を発揮することが出来ません。
ケイ素は、このコラーゲンと細胞との接着を促進し強固にする、ボンドのような働きをしているのです。
身近な例をあげますと、肌にタルミがあっても、コラーゲンと肌細胞の結合が強固になれば、肌にハリが出てくるようになります。
珪素は唯一全ての臓器、器官を構成するのに必要とされる。
ケイ素は、人体を構成する栄養素中で、最も重要なミネラルです。
各臓器、器官はそれぞれ異なった栄養素が必要ですが、唯一すべての臓器・器官を構成しているのがケイ素なんです。
このように、人間にとって必須のミネラル(元素)と言えるでしょう。
- 2023.07.14
- 17:34
ケイ素(シリカ)の応用分野
美容・健康分野で注目されているケイ素(シリカ)ですが、いまや我々の生活になくてはならないモノになっております。
以下でケイ素がどのような分野で応用されているか紹介して参ります。
◎ 農水畜産への応用
食用、飲用、塗布、医薬品的応用、養殖魚の感染予防用、抗生物質の代替品、赤潮汚染防止用
◎ 工業への応用
配管防錆、ボイラー、ラジエータの熱効率改善、セメント締切剤
◎ 環境応用
土壌改良、水質管理、排水管理、塩素殺菌用の代替品
◎ 動植物応用
飲用、スプレー、散水、水耕栽培、植物注水
◎ 食品への応用
殺菌防腐剤、食品洗浄、食品還元(米、天ぷら油他)、遠赤外線効果
◎ 人体への応用
飲用、化粧品、シャンプー、歯磨き、健康食品、医薬品的応用、毒性物質の解毒用品
このように様々な分野でケイ素は活躍しているのです。
では、なぜ健康や美容の分野でケイ素が注目されているのか次に見て参りましょう。
- 2023.07.14
- 17:34
植物性ケイ素(シリカ)って何?
植物性ケイ素(シリカ)とは、植物から取れたケイ素のことです。
そんな当たり前のことを言う前に、知っておいていただきたい基本的なことがございます。
それは、ケイ素(シリカ)には2つの種類があるということです。
①鉱物性ケイ素(結晶性)※動物性ではございません。笑
②植物性ケイ素(非結晶性)
ここ非常に重要なので覚えて置いて下さい。
ケイ素には、鉱物由来、植物由来の珪素があり、鉱物由来のシリカは結晶性で、植物由来のモノは非結晶性です。
中学の化学の授業を思い出して下さい。結晶性とは規則正しい構造を持っており、逆に非結晶性は規則正しい構造を有しておりません。
まずは、この2種類があることを覚えて頂けると幸いです。
では、本題に入って参りますが、植物性ケイ素とは、文字通り鉱物ではなく植物からケイ素を抽出しております。
その植物というのが、稲のもみ殻なんです。
稲のもみ殻は毎年世界で9,000万トン、日本では200万トンも獲れ、まさに無限の資源と言っていいでしょう。
このもみ殻の中には、約20%のシリカ(SiO2)が有り、その特性として結晶構造は、アモルファス(非晶質・非結晶性)で、多孔性(表面に空孔が多い)で生物との親和性が高く、且つ化学的反応性、吸着性に優れております。だから、安全・安心なんです。
ちなみに、従来はこのもみ殻にはあまり利用価値がなく、産業廃棄物として処理されていました。
しかし、このもみ殻なんとか再利用できないかということで、長年研究がされ、近年もみ殻からケイ素を抽出することに成功したのです。
今まで産業廃棄物だったのが、産業界で幅広く使用されているケイ素になるということで、いま大変な注目を浴びている最中です。
では、どのような分野でケイ素が使われているか次に見て参りましょう!
- 2023.07.14
- 17:33